こんにちは、ユウ です。
ebay輸出の問題点についてお伝えします。
<目次>
①ebay輸出の特徴
②ebayの出品リミット
③英語のハードル
④出品手数料が必要
⑤販売手数料が約10%
⑥PayPalの決済手数料が必要
⑦初月から利益10万円を得られない理由
①ebay輸出の特徴
ebayは世界中に1億8千万人のユーザーがいる、
日本のヤフオクの約10倍の規模になる、
世界最大のオークションサイトです。
2020年の売上は3兆円を超えており、
アメリカのインターネットを利用した小売ビジネス業界でも、
アメリカアマゾン、ウォルマートに次いで3位にランクされています。
日本から輸出転売をするときは、アメリカアマゾンと並んで
人気のあるインターネット販売サイトです。
ebayは世界規模で販売力がありますが、
次のような参入ハードルがあることでも知られています。
②ebayの出品リミット
ebayが他のサイトと大きく違う特徴として、
セリング・リミットという出品制限ルールがあリます。
セリング・リミットとは、ebayに新規アカウントを作った場合、
最初の30日間は出品数10点、出品総額500ドルまでという、
出品の制限があることです。
amazonは最初からツールを使えば、何百点、何千点と一気に
出品できますが、ebayはその点が大きく違っています。
出品の制限の理由としては、
たとえば、銀行融資の場合、取引実績が少ない場合は、
最初から大きな融資は得られないのと同じように、
ebayでも実績を積みながら事業を拡大すること
が求められていることのようです。
したがって、最初は誰でも最大月500ドル(約5万円)
の売上しか上げられないということです。
③英語のハードル
ebayのセリング・リミットは30日以降電話やメールで
交渉して増やすことができます。
しかし、電話・メール、どちらの方法でも、
英語で交渉する必要があります。
ebayの出品ページや管理ページも英語になります。
これも、参入のハードルを高くしている原因の一つです。
④出品手数料が必要
ebayは出品手数料がかかります。
アマゾンやヤフオク、メルカリなどでは
出品しても手数料はかかりません。
売れたときに販売手数料が取られるだけです。
しかし、
ebayの場合毎月の無料の出品枠は、
特定のカテゴリーを除き50点です。
51点目からは、1出品あたり0.30ドル(約30円)
の出品手数料がかかります。
つまり、
仮に51点以上の出品をした場合、
出品した商品が売れなければ、
出品手数料だけが取られるということです。
したがって、
ebayでは、回転良く、すぐに売れる商品を
厳選して出品することがビジネスとして大事になります。
⑤販売手数料が約10%
商品が売れた時のebayの販売手数料として
ebayに売上の10%(商品の種類ごとに2~12%)
を支払う必要があります。
例えば、100ドル(約1万円)の商品が売れたとすると、
手数料は10ドル(約千円)取られます。
⑥PayPalの決済手数料が必要
現在はebayの売上がPayPal経由で入金されます。
その場合、PayPalに手数料を支払う必要があります。
PayPal経由で売上を受け取るには、
通常『4.1%+40円』の手数料が発生します。
仮に100ドル(約1万円)の商品が売れた場合、
PayPalの手数料は約450円かかります。
つまり、売れた場合、手数料として
ebay販売手数料10%+PayPal手数料4.1%=14.1%
がかかるということです。
⑦初月から利益10万円を得られない理由
ebayに出品すれば初月からでも10万円以上の利益を得られる
とアピールしてebay輸出を教えることがあります。
しかし、ebayには
最初の30日間は出品数10点、出品総額500ドルまで
という、出品の制限がありますす。
これは新規アカウントを作った場合は、
誰にでも適用されます。
したがって、最初は誰でも最大月500ドル(約5万円)
の売上しか上げられないということです。
これは売上ですから、
利益率が10%だとすると
利益は5千円にしかなりません。
初月から利益10万円以上というのは、
新規アカウントでは困難です。
⑧新規アカウントからリミットを上げるノウハウ
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