<目次>
①「エッジジャパン ゴールドライセンス」の参加条件
②エッジサービスのビジネスモデルの問題点
③実績の問題点について
④参加する前に必ずチェックするポイント
①「エッジジャパン ゴールドライセンス」の参加条件
伊藤雅樹氏のエッジサービスを行うコミュニティ、
「エッジジャパン ゴールドライセンス」
の参加費は、98,000円(税込)です。
参加した人だけがエッジを行えるということです。
②エッジサービスのビジネスモデルの問題点
1)エッジサービスのビジネスモデルとは
エッジサービスの具体的なビジネスモデルは、
「暗号資産(仮想通貨)為替市場のギャップを利益に変えること」
と言っています。
これは、暗号資産(仮想通貨)を使った、
アービトラージの可能性があります。
暗号資産(仮想通貨)のアービトラージとは、
取引所間の価格差で利益を得る手法のことです。
方法は単純で、暗号資産(仮想通貨)を、
価格の安い取引所で購入し、
高い取引所で売るだけで利益を得られます。
方法は単純ですが、次のようなデメリットがあります。
2)アービトラージのデメリット
1)多くの取引所の価格差を常に監視する必要がある。
多くの取引所の価格差を常に監視して、
最安値、最高値を同時に把握する必要があります。
2)利益率が低いので、多くの資金が必要。
価格差があったとしても、多くの場合は1%以下です。
利益を得るためには多くの資金を必要とします。
3)価格変動が早いので赤字になるリスクがある。
価格変動は常に起こっているので、最安値、最高値が
いつまでもその状態とは限りません。
購入、送金、売却に時間がかかると価格差が逆転して
赤字になる可能性があります。
アービトラージを詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
3)海外の取引所のリスク
また、取引所が海外の企業場合、次のようなリスクがあります。
1)資金が守られないリスク
海外の企業は、信託保全がないので
倒産したり、あるいは不正を行ったとしても、
口座のお金は1円も戻ってきません。
2)お金が引き出せないリスク
利益が出たとしても口座が凍結され、
利益を引き出せないケースがあります。
3)連絡が取れなくなるリスク
入金をした後に消息を絶ったり、
連絡を絶つことがあります。
4)日本の法律に守られないリスク
海外の企業には、日本の法律が及ばないので、
日本の法律に守られません。
トラブルが起きても、弁護士や警察に相談しても
対応してもらえません。
外国語で自分一人で交渉しなければなりません。
海外業者の危険性を知りたい方はこちらをご覧ください
4)ビジネスモデルの確認
ビジネスモデルは明らかになっていませんので、
アービトラージと断定できるわけではありません。
もし、アービトラージではない場合は、
具体的な時事ネスモデルを確認する必要があります。
③実績の問題点について
利益実績は社内モニターのスタッフの3件だけです。
第三者の初心者の利益実績は1件も示されていません。
畠山さん エンジニア
月の利益額11,312,092円
加賀美さん エンジニア
月の利益額1,081,037円
横井さん 事務員
月の利益額230,991円
月の利益金額は示されていますが、
毎月の利益金額や、
利益を得るまでのお金の流れが示されていません。
いくらの投資金で、いくらの利益を得たのか、
途中で赤字になったことはないのか、
投資金を追加したことはないのか、
など、お金の増減の詳細が示されていません。
④参加する前に必ずチェックするポイント
1)参加条件
参加費は、98,000円(税込)です。
投資資金は最低10万円ということです。
ビジネスモデルがアービトラージだとすると、
最低10万円の投資で得られる利益は、
数十円ぐらいの可能性があります。
モニターと同じくらいの利益を得るためには、
投資資金は数百万円から数千万円以上が
必要になると思われます。
2)参加者の実績
参加者の利益実績は1件もありません。
これから参加する初心者が利益を得られるのか、
利益実績として、参加した初心者の利益金額を
確認する必要があります。
1)参加者が得た利益金額
2)参加者が毎月安定して得ている利益金額
3)利益を得るまでのお金の流れ
4)初心者が得た毎月の利益金額
5)参加した初心者の人数と、利益を得た初心者の人数
これらの利益実績を確認することが重要です。
3)特定商取引に基づく表記を確認する
特定商取引に基づく表記には、
「本商品に示された表現や再現性には個人差があり
必ずしも利益や効果を保証したものではございません。」
と記載されていますので、参加者全員の利益が
保証されているわけではありません。
4)参加する前に必ずチェックするポイント
参加費用、98,000円(税込)と、
最低10万円の投資金と、
参加者の利益実績が1件もないことを照らし合わせて、
参加することが見合うか判断することが重要です。