三山純氏の、
『Amazonリピート物販3.0』の
案内とセミナー募集がありました。
ビジネスモデルは中国輸入、国内転売
のノウハウを教えるプロジェクトです。
検証します。
<目次>
①「Amazonリピート物販3.0」の特徴
②「Amazonリピート物販3.0」の問題点
③実績の問題点
④参加条件
⑤参加する前に必ずチェックするポイント
①「Amazonリピート物販3.0」の特徴
「Amazonリピート物販3.0」は中国輸入した商品を、
国内のAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど
7つのECモール(販売するサイト)へ完全自動で
出品します。
商品リサーチから、販売まですべて在宅で完結、
ということですので、リサーチ・出品ツールを
使うと思われます。
また、Amazonの倉庫へ商品を入れておくだけで、
他のECモールへの出品、配送さえも完了させてしまう、
ということですので、AmazonのFBAを使うと思われます。
なお、AmazonのFBAとは、商品をAmazonの配送センターに
先に納品して、売れたらAmazonからお客様に配送される
仕組みです。
Amazon以外のECモール、例えば楽天で売れた場合でも、
商品をAmazonの配送センターからお客様に配送できます。
「値上げしながら安定リピート注文で
月商700万円」
とアピールしている中国輸入転売です。
②リサーチ・出品ツールの問題点
転売でリサーチツールを使って商品を探す場合
注意しなければなりません。
リサーチツールを使っても、
よく売れてしかも利益が十分に取れる商品が、
なかなか見つかりません。
なぜならば、たくさんの参加者が、
みんな同じツールを使っているからです。
同じツールを使っている参加者が、
同じように利益が取れる商品を探しているので、
なかなか見つけ出すことができないのです。
リサーチツールはいろいろありますが、
他で転売をしている人たちが使うリサーチツールも、
やっていることは同じようなものです。
つまり、Amazonの売れている商品ランキング
から探し出して、利益が取れる価格の仕入れ先を
見つけるというものです。
同じようなリサーチをしているので、
その結果ライバルが多過ぎて、
利益が十分に取れる商品が、
なかなか見つかりません。
「Amazonリピート物販3.0」も同じような
ツールを使うと思いますので、その場合には
やはり利益の取れる商品が見つけにくい
可能性が高いです。
③実績の問題点
参加者38名の方の実績が紹介されています。
二宮新吾様 月商1億円
今井かおり様 月商1,000万円
小山田健様 月商1億円
高橋亮様 月商400万円
牧野俊介様 月利260万円
竹田昭人様 月利110万円
西原和海様 月商400万円
佐々木重宏様 月利100万円
池田洋一様 月利30万円
吉住美年久様 月利120万円
佐田昭典様 月利150万円
渡邊陽介様 月利170万円
などです。
ここに書かれている、月商というのは
月の売り上げということで利益ではありません。
売上から、仕入れ価格や経費を除いたものが利益になります。
例えば、10,000円の売り上げの商品の仕入れ値が8,000円、
送料が1,000円、販売手数料が売上の10%の1,000円とすると、
10,000円-8,000円-1,000円-1,000円=0円
となり、利益はなくなってしまいます。
また、月利は月商と同じ意味で使われることがあり、
必ずしも利益とは限りませんが、
仮に利益だったとしても、
毎月継続した利益であるとは限りません。
例えば、case01牧野俊介様の月利260万円が、
その月だけの利益であるのか、
毎月260万円の利益を上げているのか
明らかではありません。
例えば、ある月は260万円の利益を上げたけれど、
翌月は300万円の赤字ということもあり得ます。
ビジネスで大切なことは、利益が、
毎月安定して継続して得られることです。
④参加条件
セミナーの参加費は3,000円です。
「Amazonリピート物販3.0」の参加費は
現時点では明らかにされていません。
仕入資金は2万円程度必要です。
⑤参加する前に必ずチェックするポイント
1)参加した初心者の毎月の利益金額
今までの参加した初心者が、毎月継続して
安定した利益を得ていることを確認します。
2)参加者した初心者が毎月の利益を得るまでのお金の流れ
参加した初心者が毎月利益を得るまで、
どのようなお金の増減があって、
最終的に利益をいくら得たのか確認します。
具体的には
・何をいくつ仕入れて、仕入れに使った金額
・何をいくつ売って、売り上げの金額
・手数料、送料、外注費などの経費
・在庫数量と金額
・利益金額
・利益金額
3)参加者の人数と利益を得た初心者の人数
参加者の人数と初心者が何人利益を得ることが
できたのかを確認します。
これらの利益実績を確認することが重要です。
4)まとめ
これから明らかになる参加費と
参加して得られる見込み利益を比べて、
参加することが見あうかどうかを
判断するプロジェクトです。