こんにちは、ユウです。
アンディこと沼田武氏が提案する、
アンディプロジェクト第二弾の案内が
ありました。
アンディプロジェクトは
FXの自動売買システム(ツール)
を提供するコミュニティです。
問題点をお伝えします。
<目次>
①アンディプロジェクトの特徴
②アンディプロジェクトの問題点
③自動売買システムの問題点
④参加者の実績の問題点
⑤参加条件
⑥参加する前に確認すべきこと
①アンディプロジェクトの特徴
アンディプロジェクトは
FXの自動売買システム(ツール)
を提供するコミュニティです。
2020年アンディプロジェクト第一弾に続いての
アンディプロジェクト第二弾です。
自動売買システムは、
3ピースアンディーズと呼んでいる。
3つの自動売買システムを使う
ということです。
「アンディ氏(沼田武氏)のコミュニティ
チームアンディでは、
年間利益1000万円を超えた人が
続出しています」
とアピールしています。
動画第1話では
ゼロから数億までのロードマップを解説する、
ということですが具体的なロジックについては
次回以降ということで述べずに終わっています。
②アンディプロジェクトの問題点
アンディプロジェクトでは、
3ピースアンディーズと呼んでいる。
3つの自動売買システムを使うとのことです。
1)3つの自動売買システム切り替えのリスク
利益を上げることができる自動売買ツールであれば、
1つあれば十分のはずです。
3つの自動売買システムを使う理由としては、
それぞれのシステムに得手不得手が
あるのかもしれません。
例えば、
Aシステム、Bシステム、Cシステム、
3つの自動売買システムがあるとして、
Aシステムは上昇トレンドに強いが
下降トレンドやレンジ相場に弱い
Bシステムは下降トレンドに強いが
上昇トレンドやレンジ相場に弱い
Cシステムはレンジ相場に強いが
上昇トレンドや下降トレンドに弱い
などが考えられます。
なお、
上昇トレンドとは価格が上昇方向にあること、
下降トレンドとは価格が下降方向にあること、
レンジ相場とはある値幅内で上昇下降を繰り返している相場
のことで、それぞれの相場の傾向です
各自で相場を見て、相場の傾向を判断し、
相場に合わせてシステムを切り替える必要があると
個人の判断が間違って、思惑とは違うシステムに
切り替えてしまうことがあります。
市場が上昇トレンドにあるのを判断できずに、
上昇トレンドに弱いBシステムに切り替えてしまったことで、
一気に破綻するリスクがあります。
2)両建てのリスク
あるいは、考えられるのは、
複数の自動売買システムをつかって、
両建てで破綻リスクを回避しようと
しているのかもしれません。
なお、両建てというのは、
同じ通貨ペアで「買い」「売り」両方のポジションを持つ、
つまり、「買い」「売り」両方の取引を同時にする、
ことをいいます。
どのようなメリットがあるかというと、
為替市場の為替レートが「急上昇」か「急落」の
極端な方向に振れたときに、
両方のポジションを持つことで利益と損失を
相殺出来る可能性があります。
一方デメリットとして、
スプレッド(FX取引の手数料)が増えて
コストが増大することがあります。
FX取引の手数料である「スプレッド」
は双方のポジション分だけ発生します。
つまり両建てを行う時点で、
「買い」「売り」片方のみ一般的な取引よりも
スプレッドが増えることを覚悟しなければなりません。
両建てによるスプレッド負担が結果的に
含み益を大きく減らしてしまうリスクがありえます。
③自動売買システムの問題点
1)一部裁量の部分で個人差がでる。
自動売買システムには、完全自動の場合と
一部裁量が入る場合があります。
裁量とは、システムによる取引ではなく
個人の判断で取引を行うことです。
完全自動であれば、決まったロジックに従って、
売買を繰り返します。
一部裁量を入れる場合は必要に応じて、
自動売買システムを止めて、
個人の判断で取引を行います。
取引の実力や経験は一人一人異なりますから、
個人判断で行った取引結果には個人差が出ます。
利益を得られる人もいれば、損失を出す人もいます。
裁量が取引の判断に一部でも入れば、
自動売買システムであっても、
個人によって結果は異なります。
2)システムを稼働させるタイミングで個人差が出る。
自動売買システムに取引を全てお任せであっても、
システムを稼働させるタイミングが異なると
結果に個人差が出ます。
例えば、下記のように
AさんとBさんのシステム稼働スタート時期が
異なったとします。
システム勝敗 参加時期
-------------------------------
1日目 勝ち Aさんスタート
2日目 勝ち
3日目 勝ち
4日目 負け Bさんスタート
5日目 負け
1日目から参加したAさんは5日目までで
3勝2敗になります。
Bさんは4日目から参入したので
2敗(全敗)です。
このように、同じ自動売買システムを使っても、
スタートの時期が異なれば、Bさんのように
利益を得るどころか、損失して破綻することも
ありえます。
3)投資金の量で個人差が出る。
投資資金は参加者個人ごとに異なります。
投資資金が異なれば、得られる利益は
個人ごと異なります。
投資金額が10万円と100万円とでは、
勝った場合の利益金額は10倍違ってきます。
また投資金が少ないと、途中で負けたときに、
破産する場合もありえます。
例えば、途中で10万円負けたとします。
投資金が100万円の人はまだ、90万円の余力があるので、
引き続き取引ができます。
しかし、投資金が10万円の人は全額なくなってしまうので、
退場せざるを得なくなります。
4)システムのカスタマイズ(設定)の内容で個人差が出る。
自動売買システムには、
使用者の取引スタイルに応じて、
個人が後から調整できるカスタマイズ機能
がついているものがあります。
ハイリスクハイリターンを狙う投資スタイルか、
安全に取引するタイプか、など
個人の要望に合わせるものです。
取引や損切りのタイミングなど、
使用者が調整できる場合があるのです。
カスタマイズを行った場合、
同じ自動売買システムであっても
設定に応じて取引内容が変わってきます。
その結果、予定していた利益を得られない
ということも起こりえます。
アンディプロジェクトの参加者が
利益を得られるかどうかは、
今までの参加者の実績を確認する必要があります。
④参加者の実績の問題点
参加者の1ヶ月の利益金額は1件も書かれていません。
期間が不明の利益金額が、
参加者の声の中に、
「270万利益達成です」
と、1件書かれているだけです。
⑤参加条件
参加費用は、現時点は公開されていません。
その他に投資金が必要になります。
⑥参加する前に確認すべきこと
1)初心者の毎月の利益金額
アンディプロジェクトに参加した初心者が、
毎月得ている利益金額を確認することが
重要です。
2)利益金額を得るまでのお金の動き
毎月の利益金額を得るまでのお金の動き、
つまりどのようなお金の増減があったかを
確認することが重要です。
お金の増減というのは詳細な取引内容のことです。
・エントリー時のレート
・決済時のレート
・取引通貨量(何万通貨で取引したのか)
・いつエントリーしていつ決済したのか(投資期間)
・トレードによって得られた利益金額
それぞれの取引ごとに
この5点を確認することが重要です。
また、ハイリスクハイリターンではない、
健全な手法で取引をしているかどうか
の確認も重要です。
つまり、毎月の利益金額と
毎月の利益金額を得るまでの
お金の動きの確認が重要になります。
3)参加者の人数と毎月利益を得ている初心者の人数
アンディプロジェクトの使用者が何人いて、
毎月利益を得ている初心者が何人いるのか
を確認することが重要です。
たくさんの参加者が毎月安定的に利益を得ていること、
そして高い利益率で利益を得ていること、
この2点でシステムの良し悪しが決まります。
現時点では明らかにされていない参加費用と
最低投資資金と、
ツール利用者の毎月の利益金額を照らし合わせて、
参加するに見合うかどうかを
判断するプロジェクトです。
今後詳細が分かりましたら、
このブログで紹介していきます。