佐々木昇氏が提案するFRONTIER(フロンティア)の
募集がありました。
FRONTIER(フロンティア)は資産運用する投資案件です。
ビジネスモデルは暗号資産(仮想通貨)・FXです。
問題点を検証します。
<目次>
①FRONTIER(フロンティア)の特徴
②FRONTIER(フロンティア)の問題点
③実績の問題点
④参加条件
⑤参加する前に必ずチェックするポイント
①FRONTIER(フロンティア)の特徴
FRONTIER(フロンティア)は、自動資産運用システムです。
具体的には暗号資産(仮想通貨)FXの自動売買システム
になるようです。
自動売買システムの詳細は明らかにされていませんが、
「誰でも毎日3万円以上がずっと手に入ります。」
「120名が参加して1日平均3万円を実際に手にしている。」
とアピールしています。
②FRONTIER(フロンティア)の問題点
1)1日平均3万円の問題点
「120名が参加して1日平均3万円を実際に手にしている。」
と言っていますが、
これはあくまで平均ということです。
平均ということは、
一人の人が1日360万円手にして
残りの119名の方が0円だったとしても、
120名が平均3万円手にしたと言うこともできます。
平均という場合には、一部の人に集中して、
大多数はお金を手にできないということがよくあります。
ので、参加者全員が初心者であっても
同じようにお金を手にしているのか、
を、確認する必要があります。
また、手にしたお金が、利益であるかどうか
を確認する必要があります。
3万円のお金を手にするために5万円投資して
損失を出していることも考えられます。
その場合、3万円を手にしても、トータルでは2万円の赤字
ということもあり得ます。
2)自動売買システムの問題点
自動売買システムと聞くと、入金さえしてしまえば、
誰でも利益を上げてくれる魔法のツールと思うかもしれません。
しかし、自動売買システムはあくまで、売買を自動でするツール
ということにすぎません。
一定のロジック、ルールで売買を進めますから、
場合によっては損失を積み重ねて、破産することもあり得ます。
3)海外企業の問題点
特定商取引法に基づく表記を見ると、
会社の所在場所が Panama City になっています。
海外のFX業者の場合注意が必要です。
FX業者が日本国内の場合、
金融庁に登録されている企業であれば
信託保全が義務となっています。
なお、信託保全とは、
FX会社が顧客から預かった証拠金を、
信託銀行に信託する(信用して預ける)ことで、
FX会社が破産や倒産しても、
信託保全されている顧客の資金は
守られるようになっています。
しかし、海外のFX業者の場合は、
一般的に金融庁に登録や信託保全されていので
海外のFX業者が破綻したり、不正を行ったとしても、
口座のお金は1円も戻ってこない可能性が高いです。
③実績の問題点
参加者の実績は1件もありません。
120名が参加して1日平均3万円を実際に手にしている
と言っていますが、参加者の実績は1件も書いてありません。
④参加条件
参加費は、現時点では
明らかにされていません。
投資金についてもいくら必要になるか書いてありません。
⑤参加する前に必ずチェックするポイント
1)参加した初心者の毎月の利益金額
今までフロンティアにの参加した初心者が、
毎月継続して安定した利益を得ていることを確認します。
2)参加者した初心者が毎月の利益を得るまでのお金の流れ
参加した初心者が毎月利益を得るまで、
どのようなお金の増減があって、
最終的に利益をいくら得たのか確認します。
3)参加者の人数と利益を得た初心者の人数
参加者120名のうちの初心者が何人利益を得ることが
できたのかを確認します。
これらの利益実績を確認することが重要です。
4)まとめ
これから明らかになる参加費と
参加して得られる見込み利益を比べて、
参加することが見あうかどうかを
判断するプロジェクトです。