三上莉奈氏が提案する
オンライン投資サロンBrave(ブレイブ)
の会員募集がありました。
投資初心者でも毎月30万円の配当
を受け取れるとアピールしています。
具体的な投資内容は不明です。
問題点を検証します。
<目次>
①「Brave(ブレイブ)」の特徴
②「Brave(ブレイブ)」の問題点
③実績の問題点について
④参加条件
⑤参加する前に必ずチェックするポイント
⑤参加する前に必ずチェックするポイント
①「Brave(ブレイブ)」の特徴
「Brave(ブレイブ)」は
投資先や投資銘柄をAIプログラムが選定し、
すべて自動で行うということです。
勝率98.8%で、毎週30万円以上の配当が
実施されるとアピールしています。
②「Brave(ブレイブ)」の問題点
次のような問題点があるので、確認する必要があります。
1)配当は利益とは限らない
毎週30万円の配当を受け取れるといっていますが、
利益であるとは限りません。
参加条件が、
「配当手数料をお支払いできる方」
「参加にあたり必要経費を用意できる方」
となっています。
仮に、毎週30万円の配当を受け取れるとしても
30万円の配当を受け取るための手数料や経費が、
50万円が必要になるとすると、
20万円の赤字ということがありえます。
手数料は、投資を斡旋した人や企業が
手数料を取ることもありますし、
システムの使用料、振込の手数料という形で
取られることもあります。
経費は、移動を伴う場合は旅費、交通費、
広告費や通信費など別途かかる場合があります。
配当手数料や必要経費が何にいくら必要なのか、
事前に確認しておく必要があります。
2)投資の金額が不明確
投資であるからには、投資資金が必要になります。
しかし、毎週30万円の配当を受け取れるとしても、
その場合の投資資金がいくら必要であるか、
現時点では明らかにされていません。
もしかすると、毎週1億円投資して、
その配当が30万円だったという可能性もあります。
その場合であれば、投資金を毎週1億円
準備する必要があります。
3)投資先が不明確
投資先が、例えば海外のFX会社の場合は、
投資金が守られない可能性があります。
日本の金融庁に登録されているFX会社であれば
信託保全によって投資家の資金が守られます。
しかし、海外の多くのFX会社は、
日本の金融庁に登録されていませんので
信託保全されていない場合が多いです。
なお、信託保全とは、FX会社が
顧客から預かった証拠金を信託銀行に信託する、
つまり信頼できる人に管理してもらうことで、
FX会社が破産したり倒産しても、
資産が守られ返還される、
という投資家を守るための仕組みのことです。
4)個人情報、口座の登録が促される
LINEに友だち登録すると、
いきなり銀行口座や電話番号などの
個人情報の登録を促されます。
個人情報の登録を促されるので、
参加を検討する方は、慌てて登録するのではなく、
投資の具体的な内容やサロンの仕組みを
十分に時間をかけて判断することが大切です。
オンライン投資サロンブレイブに
これから参加する人が利益を得られるかどうかは
今までの参加者の利益実績を確認することが
重要になってきます。
③実績の問題点について
参加者の実績は1件も示されていません。
④参加条件
参加費、会員維持費は無料ということです。
ただし、参加条件に
「配当手数料をお支払いできる方」
「参加にあたり必要経費を用意できる方」
とありますので、
配当手数料、経費が必要になります。
また、投資ですので、投資資金が必要になります。
配当手数料、経費、投資資金の金額は
現時点では明らかにされていません。
⑤参加する前に必ずチェックするポイント
1)参加した初心者の毎月の利益金額
今までの参加した初心者が、毎月継続して
安定した利益を得ていることを確認します。
2)参加者した初心者が毎月の利益を得るまでのお金の流れ
参加した初心者が毎月利益を得るまで、
どのようなお金の増減があって、
最終的に利益をいくら得たのか確認します。
具体的には、次のお金の流れです。
・投資金額
・途中の損失額あるいは赤字額
・途中に追加した投資金
・取引期間
・利益金額
3)参加者の人数と利益を得た初心者の人数
投資サロンの参加者人数と初心者が何人
利益を得ることができたのかを確認します。
これらの利益実績を確認することが重要です。
4)特定商取引に基づく表記を確認する
特定商取引に基づく表記には、
「本商品でお伝えするノウハウは、
元本や利益を保証するものではありません」
と記載されています。
つまり法律上、参加者全員の利益が保証されている
というわけではありません。
5)まとめ
配当手数料、経費、投資資金の金額と、
参加して得られる見込み利益を比べて、
参加することが見あうかどうかを
判断するプロジェクトです。