<目次>
①古着転売のアピールポイントについて
②販売事例の問題点についてお伝えします
③実績の問題点についてお伝えします
④古着転売の問題点をお伝えします
⑤参加するのに必要な金額
⑥参加する前に必ずチェックするポイント
①古着転売のアピールポイントについて
藤本尚人氏の古着転売、
World Used Clothes Business は、
古着転売で
1)お金、時間、場所にも縛られず
2)日本全国、世界中を自由に飛び回りながら
3)稼ぐスキル・ノウハウを手に入れてみませんか?
と、アピールする古着転売の案件です。
この案件の、問題点を指摘していきます。
②販売事例の問題点についてお伝えします
藤本尚人氏の販売事例が、
12点写真付きで示されています。
古着転売の利益率の高さ、
仕入額の安さを表すものだ、
と言っています。
しかし、これらは中古品なので、
全て1点ものです。
したがって、毎月安定して利益を上げるためには、
これらを、何点販売したのか、
毎月何点売ったのか、
毎月の利益額は、利益率は
などを示す必要があります。
③実績の問題点についてお伝えします
実践者が6名紹介されていますが、
利益金額を示している人は4名しかいません。
上田さん
1ヶ月目で15万円以上の利益。
3ヶ月目には35万円の利益を達成しました!
白川さん
初月で利益10万を達成
副業で利益40万円を達成することができました。
阿部さん
初月で5万円ほどの利益で、
それからはコンスタントに月15万円ほどの利益
を出すことができています。
Kouseiさん
初月は15万円、
2~3ヶ月目は20万円、
4ヶ月目は30万円と利益を出し、
しっかりと稼ぐことができています!
初月から、4ヶ月程度の利益金額しか
書かれていません。
それ以降毎月利益をあげているのか
書かれていません。
それぞれの月の利益金額を得るまでの
お金の動きが詳細に書かれていません。
何を、いくらで、何個どこで仕入れたのか、
何を、いくらで、何個どこで販売したのか、
手数料や送料などの経費はいくらなのか、
利益はいくらなのか、
利益率はどのくらいなのか、
などが書かれていません。
たくさんの初心者の人が
利益を出している実績が必要です。
初心者が何人参加して、
何人利益を出しているのか
の実績が必要です。
そうでないと、
経験がゼロの初心者が参加して、
継続して安定した利益を得られるのか、
の判断ができません。
④古着転売の問題点をお伝えします
1)中古品は商品の品質や程度が1件毎に異なる
2)目利き力が必要
3)不良品や偽物を仕入れてしまうリスク
4)回転率が悪いと在庫で価値が落ちる
5)返品リスク
6)店舗仕入れでは持ち帰りが大変
7)ネット仕入れでは品質確認ができない
8)仕入れ資金と在庫が必要
1)中古品は商品の品質や程度が1件毎に異なる
中古品は新品と違い、
商品の品質や程度が1件毎に異なります。
したがって、仕入れ値や販売価格、
利益金額、利益率が1件毎に異なることになります。
安定して、仕入れて利益を出すことが困難です。
2)目利き力が必要
中古品を仕入れるためには、
商品を見極める目利き力が
必要になります。
売れる商品か見極める力が必要です。
売れる商品でも、
汚れや痛み具合などの品質によって
売値は大きく違ってきます。
仕入れの際には、価格と品質を
適切に判断できる目利き力が必要です。
3)不良品や偽物を仕入れてしまうリスク
汚れや痛み具合を見逃して、
不良品を仕入れてしまう可能性があります。
思うような価格で売れずに、
値下げして赤字で販売せざるを得ない
場合があります。
ブランド物の場合、
最悪「偽物」を
仕入れてしまう恐れもあります。
気付かないまま偽物を販売してしまうと、
犯罪行為になってしまいます。
4)回転率が悪いと在庫で価値が落ちる
商品によっては、
回転率が悪いものがあります。
季節商品は売れる時期を逃すと、
1年間在庫になってしまうケースがあります。
流行りものを仕入れてもライバルが多く、
販売のタイミングを外してしまうと、
不良在庫になってしまうケースがあります。
5)返品リスク
ネットで販売すると、
返品されることがかなりあります。
写真には写っていない箇所に瑕疵がある、
サイズが違う、色が写真とは異なる
など、いろいろな理由で返品されます。
それを仕入れ先に返品しようと思っても、
返品期限が過ぎたりして、
返品できない場合が多いです。
6)店舗仕入れでは持ち帰りが大変
中古品は実店舗で直接仕入れられれば、
品質を確認できます。
しかし、衣類というものは、
かなりかさばるし、重いものです。
手で持ち帰るというのは、
かなりの重労働になります。
7)ネット仕入れでは品質確認ができない
中古品をネットで仕入れる場合は、
写真や商品説明だけで仕入れることになります。
したがって、実際の品質は、
商品を手にするまでわかりません。
商品が届いて、品質を確認してからでないと
売値を決めることができません。
8)仕入れ資金と在庫が必要
古着の場合は、
無在庫販売というわけにはいきません。
商品を予め仕入れて、
在庫を抱える必要があります。
仕入れのための、
多額の資金が必要になります。
在庫を抱えるため、
保管スペースが必要になります。
出品の写真を撮ったり、
売れたら発送があるので、
常に作業に追われます。
初心者が片手間にやるのには、
かなりリスクが高いビジネスになります。
⑤参加するのに必要な金額
参加するためには、
スタート時に、12万9,800円が必要です。
その12万9,800円の内訳は、
参加費2万9,800円と、
仕入資金が最低10万円
です。
⑥参加する前に必ずチェックするポイント
1)実績を示すデータが不十分
・初心者の利益実績が4件だけ
・お金の動きが示されていない
2)特定商取引に基づく表記
「本商品に示された表現や再現性には個人差があり、
必ずしも利益や効果を保証したものではございません。」
このように書かれているので、
利益を保証されているわけではありません。
3)参加条件
参加するのに必要なお金は、
スタート時に、最低12万9,800円必要です。
その12万9,800円の内訳は、
参加費2万9,800円と、
仕入資金が最低10万円
です。
つまり、
利益金額を得られた実績が十分でないデータと、
ノウハウの内容も示されていない案件に、
最低12万9,800円を払って参加する価値があるか
判断することが重要です。