<目次>
①「ドルスキャワールドFX」とはどんなFX手法なのか?
②実績の問題点についてお伝えします
③ツールの問題点についてお伝えします
④参加費用についてお伝えします
⑤参加する前に必ずチェックするポイント
①「ドルスキャワールドFX」とはどんなFX手法なのか?
1)「ドルスキャワールドFX」の特徴について
「ドルスキャワールドFX」は、
NT4と呼ばれるFXの取引画面上に、
売買のタイミングを矢印(サイン)で教えてくれる
FXのツールのことです。
このツールを使えば、
FXの知識がないFXの初心者でも、
利益を狙うことができる、
とアピールしています。
ちなみに、「ドルスキャワールドFX」の
「ドル」は、「ドル/円」の売り買いをする専用ツール、
であることを言っています。
「スキャ」は、「スキャルピング」の略で、
超短期(1分とか数十分)で売買を繰り返す手法のこと、
を言っています。
2)「ドルスキャワールドFX」で確認すべき点
「ドルスキャワールドFX」では、
利用者全員に、同じサインが、同時に表示されます。
多くの人が、
同じポイントで売買(決済)することができます。
つまり、利益を得るために、
利用者が自分で判断するの裁量は
必要ないことになります。
そのため、このシステムを使って
利益を上げるためには、
ツールの実力がカギになります。
ツールが優秀であれば、
利益を上げることができます。
しかし、ツールの性能が悪るければ、
利益を上げるどころか、
大損することにもなります。
これから参加する初心者が、
確実に安定して利益をあげるためには、
ツールの実力を確認することが重要です。
つまり、
サイン配信にしたがってトレードした結果、
多くの初心者が着実に利益をあげている実績を、
確認することが大事です。
そのためには、
多くの初心者が着実に利益をあげている実績が、
多くあることが、示されていることが重要になります。
②実績の問題点についてお伝えします
1)主催者の実績についての問題点
主催者の利益金額の実績は、
3件だけしか示されていません。
示しているデータは、直近の実績と言っている
過去1年(2016年5月~2017年5月)13ヶ月間の
勝率と収支金額が示されている1件と、
サイン配信のポイントを示しているチャートが2件だけです。
直近の過去1年(13ヶ月間)のデータ1件では、
毎月の利益金額が示されていないので、
毎月安定して利益をあげているのか詳しく示されていません。
例えば、、1年間の前半で赤字を出して、
後半で取り返して、黒字になって、
トータルで、538万8,850円の利益になった
可能性もあります。
毎月健全なお金の流れでの取引をして、
毎月安定した利益をあげ続けていることが大事です。
2)参加者の実績についての問題点
参加者の感想が7件ありますが、
その中で利益金額が示された実績は、
たった1件しかありません。
しかも、参加者が初心者かどうか、
示されていません
たった1件の1ヶ月間の利益金額が、
示されているだけなので、
その後も安定して、
毎月利益をあげているのかどうかが
示されていません。
初心者が安心して参加するためには、
今まで参加したたくさんの初心者が、
ツールのサインにしたがって取引をして、
少なくとも1年ぐらいは
利益を上げ続けている実績を、
示すことが必要になります。
3)毎月の投資と利益の金額がいくらだったのか
毎月利益を得られた実績があったとしても、
その投資内容が健全であることが大事です。
負けを繰り返して、損失が増えて
証拠金が途中でなくなるようなことがあると、
資金の少ない人は、破産して、
その後、取引が続けられなくなる可能性もあります。
初心者にとっては、少ない資金で、
安全に、確実に利益が取れること
が重要になります。
③ツールの問題点についてお伝えします
ツールの、サインに従うだけなので、
一見、誰でも同じように利益を得られる
ように感じます。
しかし次のような問題があります。
1)サインがいつ来るのかわからない
チャートの画面上に売り買いのサインが現れますが、
いつ表示されるのかわかりません。
例えば、仕事中や寝ている時間帯に
表示されることもあります。
そうなると、仕事中や寝る時間帯でも、
サインを待つため、画面を見ていなければなりません。
2)すぐにやらなければならない
サインが来たらすぐに売買しないといけません。
スキャルピングは短期間の取引が大事なので、
それこそ1秒でも遅れたら大損することもあります。
でも、実際には、常に画面を眺めていたり、
サインが来たらすぐに売買するなんてことは、
そんなことはできません。
つまり、必ずしもサインが来たタイミング全てで、
トレードが出来るわけではありません。
サイン配信されても、タイミングによっては、
見逃したり、取引ができないことがあります。
そうなっても、それはツールのせいではなく、
全て自己責任ということになってしまします。
ツールが良くても、サインが適切でも
裁量が必要なくても個人個人に差が出てしまします。
3)高勝率でも損することがある
このツールは、勝率が75%の高勝率だと言っています。
しかし、勝率が高くても利益が取れるとは限りません、
例えば、勝率が75%で、
勝った取引は1万円の利益、
負けた取引は10万円の損失、
のような取引があったとします。
この勝率が75%の取引を、4回した場合を考えます。
3回は勝ち、3万円の利益になります。
1回は負け、10万円の損失になります。
この場合、トータル3勝1敗75%の勝率ですが、
7万円の赤字です。
勝率が高くても、大損する可能性があるということです。
4)勝率75%はすべての取引をした場合
勝率75%は、サインが来た取引チャンスを、
全て取引した場合の勝率です。
つまり、1日中チャートを見ていて、
サインが来た全ての取引をしたときの勝率です。
実際には、チャートを見ている時間帯に
来たサインで取引をすることになりますから、
勝率は個人個人で変わることになります。
5)選んだ取引で負けたら大損
1日あたりのトレードチャンスは5~15回ある、
と言っていますので、
例えば、1日に12回サインが来たとします。
配信回数/勝敗/エントリー結果
---------------------------------------------------------
1回目 勝ち エントリーできなかった
2回目 勝ち エントリーできなかった
3回目 勝ち エントリーできなかった
4回目 負け エントリーして負けた
5回目 勝ち エントリーできなかった
6回目 勝ち エントリーできなかった
7回目 勝ち エントリーできなかった
8回目 負け エントリーして負けた
9回目 勝ち エントリーできなかった
10回目 勝ち エントリーできなかった
11回目 勝ち エントリーできなかった
12回目 負け エントリーして負けた
12回配信されて、9勝3負勝率75%でしたが、
エントリーした3回すべて負けです。
このように、選んだ取引が全部負ける可能性がある
ということです。
ツールで同じサインだから、勝率が75%だから、
といって、誰もが同じように
利益が得られるわけではありません。
負けるタイミングでしか取引できなかった人は、
大損して破産することも十分ありえます。
④参加費用についてお伝えします
1)参加費用は49,790円です。
2)それ以外に投資金が必要になります。
具体的な投資金は投資内容次第で金額が変わります。
利益10万円を狙うのか、100万円を狙いのかでも違って来ます。
赤字が多い場合には、追加資金が必要になったり、
最初から多額の資金が必要な場合があります。
そのためには、
初心者がいくらの投資金で、いくらの利益をあげているのか、
実績を確認することが必要です。
だからお金の動きを知ることが大事です。
⑤参加する前に必ずチェックするポイント
1)参加した人の詳細データについて以下の4点を確認します
1)主催者の利益金額の実績は3件だけしかない
2)参加者が利益を得た実績が1件しかない
3)仮に利益を得られてとしても、
いくら投資していくら利益を得られたか示されていない
いくら投資していくら利益を得られたか示されていない
4)初心者が利益を得た実績がが1件も示されていない
これら4点のデータが不十分なので、詳しいデータを確認することが重要です。
2)特定商取引に基づく表記を確認します
特定商取引に基づく表記には、
「当教材は、著者と同じような利益が出ることを
保証するものではありません。」
と記載されています。
つまり、同じような利益を保証するとは書かれていないので、
利益が保証されているわけではありません。
3)参加する前に必ずチェックするポイント
参加費用49,790円と実際にかけた投資金額と、
初心者が参加して利益をあげた実績が現時点では1件もないデータとを、
照らし合わせて、参加することが見合うかどうかを、
判断することが重要になります。