<目次>
①「パーフェクト・グラビティFX」とはどんなFX手法なのか?
②ツールの勝率が93%でも稼げない理由
③実績の問題点について
④参加する前に必ずチェックするポイント
①「パーフェクト・グラビティFX」とはどんなFX手法なのか?
「パーフェクト・グラビティFX」とは、
本庄翔悟氏が重力ツールシステムと呼んでいる
FXのサインツールのことです。
毎月3600回のチャンスがあり、
平均勝率80%、最大勝率93%で
月収700万円を目指せる、
とアピールしています。
②ツールの勝率が93%でも稼げない理由
1)いつサインが来るのかわからない
チャートの画面上に売り買いのサインが現れますが、
いつ、何時に表示されるのかわかりません。
例えば、仕事中や寝ている時間帯に来ることもあります。
仕事中や寝る時間帯でも、取引チャンスを待つため、
画面を見続けていなければなりません。
でも、実際には、いつ表示されるかわからないのに、
常に画面を眺めていることは難しいです。
つまり、必ずしもサインが来たタイミング全てで、
売買が出来るわけではありません。
2)サインが来たらすぐにやらなければならない
サインが現れたら、すぐに売買しないといけません。
サインが来たら短期間で取引することが求められるので、
それこそ1秒でも遅れたら大損することもありえます。
しかし、常に画面を眺めていることは難しいので、
サインが来たらすぐに売買することもなかなかできません。
つまり、取引のタイミング全てすぐに取引が出来るわけではありません。
3)高勝率でも損する理由
毎月3600回の取引チャンスがあるということは、
毎日180回、1時間に7.5回の
取引チャンスがあるということです。
月3600回のチャンスで勝率93%ということは、
3348勝252敗になります。
つまり月に252回は負ける可能性があることになります。
しかし、毎月3600回以上の取引チャンスがあったとしても、
すべてのチャンスに取引ができるわけではありません。
参加者は、1日24時間、常に、チャートを見て、
取引チャンスを待っていることはありえません。
副業として取り組む方は、仕事中に取引きは無理なので、
昼休みや帰宅後の時間帯に取引きを行います。
例えば、週に5日間、1日4時間程度時間を使えるとすると、
1日30回、1ヶ月に200回取引チャンスがあります。
ただし、勝率93%といっても、
1ヶ月に200回取引チャンスの勝率が、
93%になることではありません。
月の勝率が93%であり、3600回取引をした場合に、
おおよそ、3348勝252敗ということになります。
副業として取り組む方が、1ヶ月に200回取引をしても、
すべてが負け取引の252敗に含まれる可能性があります。
その場合には、勝率0%、全敗ということも
十分ありうるということです。
つまり、本庄翔悟氏のツールが、
月の勝率が93%であっとしても、全勝でなければ、
月の中の取引では、負けている取引があります。
副業として取り組む場合に、数少ない取引が、
その負けの取引にあたってしまえば、
損失になるということです。
③実績の問題点について
動画では、スタッフのモニター実績が、
2件だけ示されていました。
参加者の実績については、一切示されていません。
④参加する前に必ずチェックするポイント
1)実績のデータについて以下の3点を確認する
1)参加者の利益実績
2)仮に参加者が利益を得られてとしても、
いくら投資していくら利益を得たのか
3)初心者が何人中何人が利益を得たのか
これら3点のデータが不十分なので、
詳しいデータを確認することが重要です。
2)特定商取引に基づく表記を確認します
特定商取引に基づく表記には、
「当商品は、著者と同じような利益が出ることを
保証するものではありません。」
と記載されています。
つまり、利益を保証する、とは書かれていないので、
利益が保証されているわけではありません。
3)参加条件について
参加するにあたっての最低費用31万7,800円。
内訳は、
参加費用 21万7,800円、最低投資資金 10万円。
ツールの実力が初心者でも利益を出すことができるだけのか、
を示す参加者の実績がないことと、
参加するにあたっての最低費用31万7,800円を比べて
判断するプロジェクトです。