こんにちは、ユウです。
加藤将軍氏の
クラウドファンディングビジネス
が公開されました。
ビジネスモデルは、
購入型クラウドファンディングです。
問題点をお伝えします。
<目次>
①クラウドファンディングビジネスの特徴
②クラウドファンディングビジネスの問題点
③参加者の実績の問題点
④ネット上の評判
⑤参加条件について
⑥参加する前に確認すべきこと
①クラウドファンディングビジネスの特徴
加藤将軍氏の提案する、
クラウドファンディングビジネスとは、
購入型クラウドファンディングのシステム
を使った転売です。
なお、購入型クラウドファンディングとは、
クラウドファンディングを使った、
資金調達のための手法の一つです。
簡単に言うと、物販における先行予約販売
と同じ仕組みです。
なぜかというと、
購入型クラウドファンディングでは、
商品を作るための資金をお客様から先に調達します。
その資金で商品を作って、商品を先行予約した
お客様にお届けします。
なお、その購入型クラウドファンディングの、
プロジェクトを発案して推進するのが
プロジェクトオーナーになります。
そして、資金を提供するお客様を支援者と呼び、
支援金が先行予約の代金ということです。
お客様にとっては、商品を予約購入するのと同じ感覚です。
プロジェクトが成立すると、
プロジェクトオーナーは集めた支援金で
商品を作ります。
商品が完成したらしたら、
商品を支援者へ発送して
プロジェクトは終了します。
支援金は実質の売上金ですので、
そこから、仕入れ代金や手数料送料などの
諸費用を引いたものが
プロジェクトオーナーの利益になります。
開発した商品は、プロジェクト以外にも、
そのまま通常の商品として、
プロジェクトオーナーが販売することができます。
ノーリスクで、初心者でも一撃で466万円稼げる、
その後でも100万円以上の継続収入が得られる
とアピールしています。
②クラウドファンディングビジネスの問題点
購入型クラウドファンディングは、
ノーリスクだとアピールしていますが、
購入型クラウドファンディングには、
実際には次のようなリスクがあります。
1)プロジェクト不成立のリスク
プロジェクトに人気がなく
支援者が十分に集まらなければ不成立、
という場合もあります。
達成後支援型という、
目標金額に達しなければプロジェクトが中止になるタイプでは、
支援金を支援者に返さなければなりません。
中止であっても、返金の手数料、プロジェクトの手数料、
それまでの経費を負担する必要があります。
プロジェクトが中止になって、
プロジェクトからの収入が得られなくなっても、
お金が出ていくことになります。
即時支援型では、
目標支援金の金額に達しなくても
プロジェクトを実行しなければなりません。
その場合、集まらなくて足りない資金は、
自分で負担する必要があります。
利益が欲しくて始めたプロジェクトなのに、
失敗すれば自腹を切る必要があります。
資金的にノーリスクというわけにはいきません。
2)海外プロジェクトオーナーと契約する場合のリスク
購入型クラウドファンディングの多くは、
商品開発や製造を海外のプロジェクトオーナーに
依頼する契約をします。
海外のプロジェクトオーナーに依頼する時に、
次の点を確認する必要があります。
・必要な数量の製品を作る生産能力があること
・先方に生産に必要な資金があること
・納品が間に合うこと
・契約時の手付金の額
・プロジェクトの途中の中間金の有無とある場合の金額
・残金の支払いの時期(納品の前か後か?)
・取引相手が倒産したときの対応
その理由は次の通りです。
なぜ海外のプロジェクトオーナーが
購入型クラウドファンディングでプロジェクトを
立ち上げるのかというと、
開発または製作資金を集めるためです。
海外のプロジェクトオーナーが、
新しい製品を開発したり、量産するための、
資金を得るのが目的です。
したがって、
購入型クラウドファンディングの
海外のプロジェクトオーナーは
多くの場合、個人またはベンチャーです。
つまり、
資金が潤沢にある大手のメーカーが、
プロジェクトを立ち上げているわけではありません。
個人やベンチャーのように、
資金繰りに苦労しているからこそ、
プロジェクトオーナーになり、
クラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げて、
支援金を集めているということです。
そして、個人やベンチャーを相手としたビジネスには
これらのリスクがあるということです。
3)海外の取引先とのトラブルリスク
海外の取引先と支払いや商品についてトラブルがあったり、
場合によっては、手付金や中間金を支払った後、
倒産したり連絡がつかなくなることも予想されます。
日本の法律では守ってもらえませんので、
自分で外国語で解決しなければなりません。
その場合、お金や商品を失うだけでなく、
支援者に保証する必要が出てきます。
このように、購入型クラウドファンディングは、
決してノーリスクというわけではありません。
③参加者の実績の問題点
参加者の利益金額は3件しかありません。
しかし、参加者が毎月利益を得ている実績は
1件もありません。
そして、
購入型クラウドファンディングのプロジェクトの
利益に至るまでのお金の動きが
詳しく示されていない実績です。
プロジェクトの期間商品の仕入れ代、
プロジェクトの手数料、送料、関税、
発送代行費用などの諸経費を示す必要があります。
この情報だけでは、
ビジネスが成功している十分な実績
を示しているとは言えません。
・アクションカメラ内蔵スポーツサングラス
支援者 379人
支援額 623万円
利益 約120万円
・USBケーブル
支援者 1680人
支援額 461万円
利益 約138万円
・背骨瞬間リセット
支援者 1193人
支援額 1727万円
利益 約431万円
④ネット上の評判
1,000人以上の指導実績があると言っています。
ネットで評判を調べましたが、
参加者からの声は1件も確認できませんでした。
通常これだけ成功者がいれば、
何らかの感想があることが予想されます。
しかし検索した範囲では参加者からの声は
見当たりませんでした。
⑤参加条件について
参加費用は、現時点では明らかになっていません。
その他に購入型クラウドファンディングを
立ち上げる時に、商品ページを作ったり、
サンプル仕入れをする費用がかかります。
⑥参加する前に確認すべきこと
1)初心者の毎月の利益金額
今までの参加した初心者が、毎月継続して
安定した利益金額を確認します。
2)利益金額を得るまでのお金の動き
参加した初心者が毎月利益を得るまで、
どのようなお金の増減があって、
最終的に利益をいくら得たのか確認します。
具体的には、次のお金の流れです。
・仕入れた商品名と数量と仕入れ金額
・販売した商品名と数量と販売金額
・売れ残った在庫の数量と金額
・初心者の毎月の利益金額
これら詳しいデータを確認することが重要です。
3)参加者の人数と毎月利益を得ている初心者の人数
参加者の人数と初心者が何人
利益を得ることができたのかを確認します。
これらの利益実績を確認することが重要です。
これから明らかになる参加費用と経費、
海外の取引先企業と取引するリスクと
参加して得られる見込み利益を比べて、
参加することが見あうかどうかを
判断するプロジェクトです。
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