<目次>
①「資産倍増の旅」のビジネスモデル
②実績の問題点
③海外の証券会社の問題点
④参加条件
⑤参加する前に必ずチェックするポイント



①「資産倍増の旅」のビジネスモデル

1)「資産倍増の旅」の特徴

資産倍増の旅とは、
海外の証券会社GMKグローバルに口座を開設したら、
主催者の東京レオンのトレードチームが資産を増やす
というビジネスモデルです。

具体的な投資案件は不明です。


金専用バイナリーツールBirudi(ビルディ)
FX自動売買ツールVAYAGE(ボヤージュ)
も無料で配布するとのことです。

資産を倍増するとアピールしています。


2)「資産倍増」の旅で確認すべき点

資産倍増の旅は、
主催者の東京レオンのトレードチームが、
資産を増やすということです。

つまり、
トレードチームが優秀であれば利益が取れます。

しかし、
優秀でなければ損失を被ることになります。

参加者が利益を得た実績を
確認することが重要になります。

トレードチームの実力を知るためには、
実績を確認する必要があります。


無料で配布される、
・金専用バイナリーツールBirudi(ビルディ)
・FX自動売買ツールVAYAGE(ボヤージュ)
も実績を確認することが必要です。



②実績の問題点

トレードチームやツールの
実績が1件もありません。



③海外の証券会社の問題点

資産倍増の旅のトレードチームの運用は、
海外の証券会社GMKグローバルに口座を開設したら行う
ということです。

海外の証券会社には次のような問題があります。


1)海外の証券会社では資金が守られないリスク

日本国内の証券会社は、国内の金融庁登録会社であれば
信託保全が義務となっています。

なお、信託保全とは、
FX会社が顧客から預かった証拠金を、
信託銀行に信託することです。

つまり、FX会社が破産、倒産という事態になっても、
信託保全されている資産は返還されるというものです。

したがって、万が一、国内の証券会社が破綻したとしても、
顧客の資金は守られるようになっています。

しかし、海外の証券会社は、信託保全がありません。

海外の証券会社が倒産したり、あるいは不正を行ったとしても、
口座のお金は1円も戻ってきません。


2)お金が引き出せないリスク

海外証券会社利用者のトラブルで
最も多いのは出金拒否されるケースです。

利益が出た後に、
出金拒否されてしまうような場合もあります。

つまり、口座上では利益が出ていますが、
日本で引き出そうとすると、いろいろ制約がかかり
引き出せないという可能性があります。


3)日本の法律に守られないので泣き寝入り

海外証券会社には、日本の法律が及ばないため、
弁護士や警察に相談しても対応してもらえません。

海外証券会社との間にトラブルが起きても、
外国語で自分一人で交渉しなければなりません。

仮に裁判をするとしても、
日本の法律が適応できないため、海外になります。

海外の裁判で勝つことは殆どありませんので、
結局、泣き寝入りとなります。

海外証券会社の場合、
トラブルが発生してもすべて自己責任です。



④参加条件

・参加費は無料

・海外の証券会社MGKグローバルに口座開設する。

・必要な投資金は不明



⑤参加する前に必ずチェックするポイント

1)実績を確認する

実績は1件もないので、確認することが重要です。


2)特定商取引に基づく表記を確認する

特定商取引に基づく表記には、

「本商品に示された表現の受け止め方には個人差があり、
 必ずしも利益や効果を保証したものではございません。」

と記載されています。

つまり、利益を保証する、とは書かれていないので、
利益が保証されているわけではありません。


3)参加する前に必ずチェックするポイント

海外の証券会社に口座開設するリスクと、
実績が1件も示されていないこと、
を照らし合わせて、参加することが見合うかどうかを、
判断することが重要になります。